« GT-Rの熱気で紅葉遅れ | トップページ | 女心と安部礼司 »

2007年11月11日 (日)

『紅の幻影』

Book071111

『紅の幻影 勝海舟の殺人』 斎藤栄 を読んだ。

横浜のマンションで溺死体が発見された。被害者は作家志願の男で、心臓マヒによる病死と断定された。しかし、男の部屋にあった小説の原稿「紅の幻影」を読むと、事件の登場人物に非常によく似てることが判明した。そして事件は新たな展開へ…。

斎藤栄さんの本は文章表現が生理的に受けつけず嫌い。それでも、この作品はおもしろい。大きく2編に分かれてて、前半に「紅の幻影」を模した架空の世界、後半は現実の世界。まるで劇中劇のようなつくりになってる。こんな小説初めて読んだ。そして斎藤さんの株がすこし上がった。1974年に刊行された30年以上前の作品にも関わらず面白かった作品。久しぶりの当たりやね。最近、本読んでへんな~。

|

« GT-Rの熱気で紅葉遅れ | トップページ | 女心と安部礼司 »